幼少期の約5年間を愛知県で過ごしました。その影響か車が好きで、その中でもトヨタへの憧れも強かったので、就職活動は自動車業界と元々関心のあった金融業界の二軸で、業界研究を進めていました。二つの業界を調べていくと、法人のお客様に対してカーリースのご提案をする「リース事業」を知ったのです。車を通じて企業の発展に寄与するカーリースは扱う金額が大きく、会社への貢献度も高い。仕事内容を知れば知るほど、リース事業に興味を持っていきました。リース事業を展開している会社の中でも当社を志望した理由は、神奈川県内の法人に対して事業を展開しているのでお客様一社一社との関係性も深く、より事業発展のお力になることができるのではないかと感じたから。入社後はリース部の中でも全国に展開している法人様を担当する支店に配属が決まりました。先輩がついてくれるとはいえ、右も左も分からない新人の私がいきなり全国に展開をしている法人様を担当するなんて、希望はしていたものの最初は正直不安な気持ちでいっぱいでしたね。

私が担当する支店では車のリースに関することだけではなく、お客様の経営に関して、もう一歩踏み込んだご提案を行っています。例えば高速道路で使用するETCカード。多くの場合、総務や経理の方が高速代を集計されるのですが、全国に支店や支社がある企業様は、この一・二台でも大変な作業を数十台行わなければなりません。その労力はかなりのもの。そこで私たちがその作業を代行し、車両のみならず管理に関する全てを請け負うBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）をご提案するのです。一年目の商談は話しを聞いてメモを取るだけで精一杯でした。それでもお客様からのご依頼やご相談に対して一つひとつ誠実に対応することで徐々に関係性が築ける様になりました。お客様が私の提案に頷いてくれた際には、嬉しさと同時に「私を認めてくれた…」という安堵の気持ちがこみ上げてきました。お客様に寄り添い続ける限り、仕事にゴールはありません。一社でも多く神奈川県内の法人様に私の介在価値を発揮したいと考えています。